知っておきたい

待ったなし!インボイス制度💦 会社員も他人事じゃない!?

みなさん、こんにちは! まこっさんです😊

昨今、耳にする機会も増えてきた、インボイス制度。
そんなの知らな~い、とか、自営業者の人たち大変ね~、とか言ってるそこのあなた!

と偉そうに言ってみましたが、実はまこっさんも本業は会社員で、ほぼ同じ考えでした💦
でも、いろいろ調べてたり、有識者の話を聞いたりしてるうちに、会社員や公務員も他人事ぢゃないやんって思えてきました。

ちょっと小難しい話になりますが、がんばって説明しますね(^^♪

消費税について

10%でしょ。あと食品が8%!そんなん知ってるし😒

はい。間違いないですが、消費税がどのようにお国に納められているでしょうか?
この辺は知られてるようで、あまり知られていない。
なぜなら労働者のおよそ87%が給与所得者だから☝️

まずは、僕たちがお店で払った消費税が、どのようにお国に納められてるかを見てみましょう!

<消費者>
10,000円の服を購入、消費税1,000円と合わせて、11,000円を支払い

<お店>
服の仕入れに8,000円と消費税800円を支払い

消費税の差額:1,000円 ー 800円 = 200円

この差額200円が、お店がお国に納めるべき消費税となります。

企業や経営者が、確定申告をして消費税を納めているんですね。はい。

給与所得者だと所得税や住民税は給与天引きだし、消費税もお店で払ってるだけ。
知らなくて当然だと思います。

僕らが払った消費税は企業や経営者の方々がお国に納税してくれることで、各種公的なサービスの提供に一役買っているということですね!

あざっすm(__)m

消費税を払わなくていい業者がいる!?

なぬっ!それってアリなんですか???

はい。実は消費税を払わなくていい業者がいるんです。もちろん合法ですよ☺

前々年の売上が1,000万円以下なら、受け取った消費税を納めなくて良いことになってるんです。このような事業者を免税事業者と言います。

下の絵のイメージですね。


※会社の場合は、年→期 に読み換えてね(^^♪

消費税を納めなくて良いって、なんでそんな理不尽なことが認められてるんですかね?

消費税が導入されたのが1989年です。当時は3%でした。
まこっさんは中学生でしたが、当時の竹下登総理大臣が導入に当たり、けちょんけちょんに言われてたようなイメージがありますwww

推測ですが、この消費税の法案を通すために、個人事業主や零細企業が選挙の後ろ盾になってる議員さんに忖度したんでしょうね、きっと😒

導入当初は売上が3,000万円以下が免税事業者でしたが、2003年に現在の1,000万円以下に引き下げられました。

因みに資本金1,000万円以上の企業は、問答無用で免税事業者にはなれません( ;∀;)

インボイス制度の概要

国税庁のHPを見てみました。
ムズいんで飛ばしてもいいです(^^♪

<売手側>
売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。

<買手側>
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。

(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。

引用元:国税庁HP インボイス制度の概要より

ちょっと意味不ですよね💦
そもそもインボイスっていうワードが何やねんって思いますよねwww

はい。インボイスとは、ズバリ、『適格請求書』のことです。

???🤔

ちょっと難しい言葉ですが、適格請求書は、税務署に登録申請をして審査を経て、適格請求書発行事業者として登録されれば発行できます。

簡単に言うと、適格請求書発行事業者とは、

受け取った消費税と、払った消費税の差額を納税します!
と宣言し、認められた事業者

のことです。つまり消費税払います事業者ですね。はい。

整理すると、

・インボイスとは適格請求書

・適格請求書を発行できるのは消費税払います事業者(消費税課税事業者)

ということです(#^.^#)

あっ、ちなみに適格請求書には以下を記載する必要があります。

適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び登録番号
② 取引年月日
③ 取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
④ 税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率
⑤ 税率ごとに区分した消費税額等
⑥ 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称
引用元:国税庁「適格請求書等保存方式の概要」

インボイス制度が始まると・・・

インボイス制度が始まると、免税事業者との取引に変化が出てきます。
もう一度さっきの絵を見てみましょう!

さっきの商流でメーカーが免税事業者という前提とします。

お店目線で話をしていきますね。
納税する消費税に以下のような変化点が現れます。

インボイス制度が始まる前:1,000円 ー 800円 = 200円の納税

インボイス制度が始まった後:1,000円の納税

うそ~~~ん(´;ω;`)

ホントなんです💦

免税事業者に消費税を支払った場合、預かった消費税から支払った消費税を引くことができません(´;ω;`)

つまり支払った消費税はなかったことにΣ(・□・;)

お国からしたら、今まで免税事業者のお財布にチャリ~ン♪だった消費税が、免税事業者を使った課税事業者が肩代わりして納税されることになります。

 

こんな感じですかね💦 お国は税収UPに必死なんでしょうね( ;∀;)

このインボイス制度ですが、2023年10月1日に始まります。
待ったなしです(;’∀’)

免税事業者に何が起こる?

インボイス制度が始まった後も免税事業者というしくみは残ります。

『うちは免税事業者だから、インボイス制度なんて関係ないさ~♪ イェーイ🙌』

なんて思ってる経営者がいたとしたら、それは超デンジャラスです。はい😌

いいですか、課税事業者が免税事業者に支払った消費税がなかったことになる。
課税事業者からしたら、免税事業者への支払いを避けたくなりますよね。
その会社しかできないサービスや技術でもない限り、免税事業者はお仕事が減っていく可能性は低くないと言えるでしょう。

では、どすれば?
先ほど少し触れましたが、課税事業者になることです。二つ方法があります。

・売上を1,000万円超まで上げる。

・課税事業者として登録する。

シンプルにこれしかないです。はい(^^♪
多少の痛みはあるかと思いますが、それが当たり前になれば、どーってことないでしょう!

会社員は関係ない・・・?

このインボイス制度ですが、会社員や公務員のような給与所得のみの方にとっては、消費税の納税がないので、関係のない話のように見えます。

8~9割正解と言っていいでしょう(^^♪

インボイス制度が始まったら、会社も免税事業者を避けたくなるのは当然ですよね(@_@)

・接待で使うお店は課税事業者のみ!

・先方へのお土産は、買うお店が課税事業者であることを確認してから!

みたいなメンドクサイ指示がありそうじゃないですか?

あと、まこっさんがもっと大変じゃないかと思ってるのは、会社の購買、調達部門の方々じゃないでしょうか?

特に大手の場合、免税事業者は使わない!なんてこと言おうもんなら、独占禁止法やら下請法やらに抵触しかねない。
その反面、上層部からは『経費削減だー!』の大号令が💦

THE ITABASAMI~😥

まこっさんも会社員なので笑えません(´;ω;`) はい。

最後に

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

今回の記事は、まこっさんもフォローしている税理士の大河内薫先生の説明を参考(ほぼパクり?)にさせてもらいましたwww

Twitterの記事→https://twitter.com/k_art_u/status/1625644530958729216

Voicyの解説→インボイス制度はサラリーマンや公務員にも関係がある話題です

朝、始業前に大河内薫マネリテラジオを聞くのが、まこっさんの習慣です。
めちゃ分かりやすく説明して下さってます。超おススメ(^^♪

 

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ABOUT ME
FPまこっさん(https://twitter.com/FP_makossan)
はじめまして!FPまこっさんです。 お金に関するお悩みを解決する人です。 FPとして『関わった全ての人をHAPPYに!』を基本理念に日々活動しています。 得意分野は、家計の見直し/資産形成(つみたて投資、不動産投資、変額保険等のご提案)/保険の見直し提案  です。 これまで延べ500人以上の方にレクチャーしてきて、感謝されることに幸せを感じています。