どうも、けーしです(=゚ω゚)ノ
今回は物価上昇の理由とそれによる私たちの生活への影響をお伝えしていこうと思います!
題名を見るだけでもちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、その通りです(笑)
内容は少しこむずかしい話になりますが、できる限りわかりやすく説明していきますのでどうか最後までお付き合いください(;・∀・)
でも、この知識は資産形成をしていくにあたり知っておいて損のない知識です!
この知識を知らずに資産形成を始めてしまうと、お金を増やすつもりが減ってしまうなんて最悪のケースにもなる可能性がありますのでぜひ最後までご覧ください(`・ω・´)!
物価上昇の理由
物価上昇が起こる原因はいろいろあります。
例えば、ロシアのウクライナへの侵攻などによる物流が混乱することでも大きく物価上昇が起こったことは皆さん記憶に新しいと思います。
さまざまな原因の中でも特に注意すべきは「お金の価値が下がる」ことで起こる物価上昇です。
お金の価値というのはざっくり言うと
「人口とお金の量」
で決まります。
人口とお金のバランス
人口に対してお金の総量が少なくなれば価値が上がります。
逆に人口に対してお金の総量が多くなれば価値は下がります。
わかりやすくするためにカルピスで例えてみましょう(=゚ω゚)ノ
カルピスの原液が人口で、水がお金です。
原液の量が変わらない状態では、水 が少なければ濃いカルピスが出来上がり、水が多ければ薄いカルピスが出来上がります。
この濃度がお金の価値であり、濃い=価値が上がっている状態、薄い=価値が下がっている状態ということです!
現在、日本の人口は減少していっています。
カルピスで言えば原液が少なってきている状態です。
ということは…
お金の総量(水)も減っていないと今の価値(濃さ)を維持することはできないということです…(゚∀゚;)
マネタリーベース
次はお金の総量について確認をしていきましょう!
お金の総量のことを専門用語で「マネタリーベース」といいます(=゚ω゚)ノ
マネタリーベースとは、
日本銀行券+貨幣+日銀当座預金
のことです。
それぞれの意味合いは以下の通りです。
- 日本銀行券
日本銀行が作っているお札 - 貨幣
コインのお金 - 日銀当座預金
各銀行が日銀に預けているお金
では、このマネタリーベースが現在どうなっているかというと…
↓この図のようになっています。
ご覧の通り、マネタリーベースは年々増加し続けてきています!
日本の人口は減少しているのにお金の総量は増加している…
つまり、
カルピスの原液(人口)は少なくなり水の量(お金)は増えている
…そうです。
シャバシャバな薄いカルピスの出来上がりです(゚∀゚;)笑
シャバシャバな薄いカルピスになっているということは、お金の価値が下がっているということです(;゚Д゚)!!
10年前に比べるとマネタリーベースは約4.6倍になっています。
その内訳を見ると、日本銀行券(お札の量)は約44%の増加でおさまっています。
ということは、あなたの資産も10年前に比べて44%増加していれば資産の価値は変わらず維持できているということです(`・ω・´)
たとえば、10年前に100万円の貯金があった人は、現在貯金が144万円になっていれば平均的ということです。
もしも増えていないという方は…
10年前に比べてあなたの資産の価値が下がってしまっていると言わざるを得ません( ;∀;)
このまま何もせずに物価上昇が続いてしまうと、もっとカルピスは薄くなってしまいますので真剣に対策を考えていく必要があります!!
つまり、ココ最近の物価上昇の原因の1つは、ここ数年でお金の価値が減少しているせいなのです(◎_◎;)
でもそれだけではありません!
もう一つの原因が「マイナス金利」の導入です。
マイナス金利
このマイナス金利という言葉はなんとなく聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
2016年に日銀の黒田総裁が始めたのがこのマイナス金利です(`・ω・´)
簡単に説明すると…
マイナス金利導入以前は、各銀行は日本銀行にお金を預けていると金利を受け取ることができました。
なので、各銀行は余ったお金を日本銀行に預けておけば儲かるという仕組みになっていたのです。
しかし、このマイナス金利導入以後に預けたお金に関してはマイナスの金利を設定するという決まりになりました。
つまり、預ければ預けるだけ銀行は損をしてしまうのです(;゚Д゚)
そんなことをされたら、誰だって預けないですよね?笑
なので銀行は余ったお金を預ける場がなくなってしまったのです。
その結果、当座預金に預ける予定だったお金をどんどん市場に出してきています。
それは私たちの身の回りにお札がどんどん増えている状況ということです。
この場合はマネタリーベースの変化はありませんが、私たちの身の回りのお金の量が増えてしまっているので、これもカルピスを薄めるようなものです(;゚Д゚)
ということで、これまたお金の価値を下げるように働いてしまっています…涙
ただし、銀行もただお金を持っていてもしょうがないのでどうしたかというと…
「日本銀行がダメなら他人に貸す(融資)しかない」
という方法です(・ω・)ノ
企業に融資することももちろんありますが、企業の場合は倒産のリスクもあるため銀行としてはあまり貸したくないというのが本音です。
各銀行は「不動産を担保にお金を貸す」という方法を選んでいったのです。
その結果、住宅ローンの金利が下がったのです(`・ω・´)
そして、住宅のみならず投資用の不動産への融資というのも過熱してきています!
まとめ
ということで、現状はマネタリーベースの上昇とマイナス金利政策の影響で市場にはお金の量が今後も増えていく予定です。
そしてその結果、お金の価値というのはどんどんと下がり続けていくのです( ;∀;)
何も考えずに貯金だけしているとお金の価値というのはどんどん下がってしまうのが現状です。
だからこそ、今後の対策というのは必須になるのです(`・ω・´)!!
はじめにもお伝えした通り、話の内容はちょっと難しかったかもしれません(;・∀・)
しかし、マネタリーベースにしろマイナス金利政策にしろ大枠さえつかんでいれば大丈夫です!
マネタリーベース(お金の総量)が増加
マイナス金利政策で市場のお金が増加
お金が増える=お金の価値は下がる!
この記事の内容を把握した上で「お金の色分け」という考え方をぜひしてみて下さい(=゚ω゚)ノ
お金の色分けができるようになると、バランス良く&ストレスフリーで資産形成をしていくことができるようになります!
ぜひこちらの記事も目を通してみてください( *´艸`)
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▾▾そんな方はLINEからどうぞ(=゚ω゚)ノ▾▾
それではっ!