ぽんたかです。
ライフプランニングのイメージはお弁当です。
こういう風に書くと、「こいつバカじゃないのか?」と思われるかもしれませんが、大真面目に書いています。
ライフプランニングの二大派閥
ライフプランを考える時、大きく二つの派閥に分かれるような気がします。それは、
- 「資産をどんどん積み上げるぞ」派
- 「節約をシコシコやるぞ」派
上記の2つです。でもどちらも、私の中ではあまりスッとは入ってきませんでした。
なぜなら、
- 資産だけが増えても使わなかったら結局無駄になるし、
- 節約だけでもただただ疲弊するだけ
どちらも両立できるような考え方はないものかと、長年考えていたのです。
そしてある時、ふと思いついたのです。それは、歯の病気で生まれて初めて全身麻酔をして入院していた時でした。普段と違う環境が僕に何かを気づかせてくれたのです。
そうだ、ライフプランニングはお弁当に例えると全てがキレイに説明がつくのではないかと。
ライフプランニングはお弁当で考えよう
お弁当は「お弁当箱」と「お弁当の中身」で出来ている
これは、当たり前ですが、お弁当は「お弁当箱」と「お弁当の中身」で出来ています。そしてこれも超当たり前ですが、お弁当箱はお弁当の中身で隙間なく詰まっています。
これってまさしくライフプランニングと同じで、稼いだり、贈与や相続で自分が生涯かけてもらうお金(お弁当箱)を、生涯かけて過不足なく使っていく(お弁当の中身を詰めていく)のが理想なわけです。
生涯かけてもらうお金(お弁当箱)=生涯かけて使うお金(お弁当の中身)
つまり、お弁当の中身がスカスカだったり、中身が多すぎて蓋が閉まらないようなのは論外なんです。
でも、巷にあふれるアドバイスは、
- 「お弁当箱に余裕を持たせましょう」=資産を増やしましょう
というものか、
- 「中身が多すぎるから減らしましょう」=支出を減らしましょう
というどちらかのアドバイスに終始して、
「お弁当を美味しくしましょう」という話が少ない気がします。
「お弁当箱の話」なのか「お弁当の中身の話」なのか分けて考える
巷にはお金にまつわる様々な話題があります。
資産運用、不動産投資、副業、保険、節約術・・・
これはお金を増やす話(お弁当箱の話)なのか、お金の使い方の話(お弁当の中身の話)なのかは分けて考える方が頭の整理になると思います。
- お金を増やす話(お弁当箱)・・・資産運用、不動産投資、副業
- お金の使い方の話(お弁当の中身)・・・節約術
お弁当箱は「可能な限り」大きい方が良い
お弁当箱とお弁当の中身に分けて考えるというのは理解できたでしょうか。
そうしたら、まずはお弁当箱の話になります。
これは断言しますが、大きい方が良いに決まっています。大きい方が中身を充実させることができますからね。
そして、「お弁当箱=生涯使えるお金」を増やす方法は具体的には以下のようになります。
- 出世
- 転職
- 副業
- 投資(投資信託、不動産、保険etc)
ただし、どれも「無理をしない」という前提がつきます。
自分を犠牲にして、命を削ってまでお弁当箱を大きくするのは本末転倒です。なので、「可能な限り」という表現を使っています。
ちなみに、私は現在全国転勤のサラリーマンですが、近い将来、地域限定職に転換することを考えていて、出世は特に希望していません。
出世を考えた時には必ず「単身赴任」というのがついて回るからです。それは家族と住みたい私にとっては「無理」な話なのです。
なので、無理をしない範囲で投資や副業に励んで、可能な限り「お弁当箱=生涯使えるお金」を大きくしようとしているわけです。
お弁当の中身は充実していた方が良い
お弁当箱を大きくしたら、次は中身を充実させていくことが大切です。
あれもこれもと入れたいところですが、お弁当箱はいくら大きくしても限度というものがあります。
そしてお弁当箱は意外とすぐにいっぱいになってしまうものなのです。
だから取捨選択がとても大事。
副菜は旬のものを取り入れて安くても美味しいものを入れる。
その分空いたスペースにはメインの食材をドーンと入れるなど、メリハリを利かせて中身を充実させていくわけです。
今の考え方を家計に当てはめると、
- 固定費を削減する(格安SIM、電力会社変更、保険見直しetc)
- 無駄遣いをなくす(ラテマネー、気の進まない飲み会)
一方で、
- 毎年海外旅行に行く
- いい家に住む
- 子供の教育を充実させる
など、自分の価値観で支出の中身を充実させることが大事になってくるわけです。
まとめ
具体的な方法は別の記事で詳しく解説しますが、この「お弁当箱」と「お弁当の中身」の考え方
生涯かけてもらうお金(お弁当箱)=生涯かけて使うお金(お弁当の中身)
は分かりやすい上にとても重要です。
是非、この考え方を身につけてご自身のライフプランに生かしてください。