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株式投資の考え方(投資信託の活用)

ぽんたかです。

自分の生涯収入(お弁当箱)を大きくしようと思った時に、株式への投資は必須です。

※お弁当箱って何?と思う方はこちらの記事

「えっ、株なんてギャンブルでしょ」「現預金が一番」って思う方は少し考え方を変えた方が良いです。

ここでは、現預金が一番ではない理由となぜ株式投資が良いのかという点について解説していきます。

現預金が安全ではない(切実なインフレ)

現預金は手元や銀行に置いてある限り、その額面を下回ることはありません。今日の100万円は10年後も100万円です。

でも、「なんだ、やっぱり現預金は安全だ」と思ったら大間違いです。

なぜなら、1万円で買えるモノが10年間で変わる可能性があるからです。どういうことでしょうか。

インフレが進んでいる

最近はありとあらゆるものが値上げしてますよね。日本でも資源高に引っ張られてここ最近は2%以上のインフレが起きています。世界ではもっと値上げが進んでいます。

具体例①

仮に2%の値上げが10年間続いたとします。とすると手元の100万円の価値はどうなるのか。

なんと、82万円まで下がってしまいます。

言い換えると、現在100万円払えばで買えているものが、10年後には100万円では全然足りない買えなくなるということです。

具体例②

もう一つ例を出します。皆さんは「老後2000万円問題」という言葉をを聞いたことがあると思います。

「豊かな老後を送るためには、年金のほかに2000万円自分で用意しましょうね」というアレです。

この「2000万円」も「今のお金の価値」をベースにしています。つまり、インフレのことは考慮されていないわけです。

仮に今後も2%の物価上昇が続くとしたら、30年後、老後に必要な資金はいくらになるかというと・・・

なんと3600万円にもなります。

今順調に積立預金を続けていて、「このペースで行けば、老後2000万円は貯まるわね。ウフフ♡」と安心していた人も実はゴールは知らないうちにドンドン遠くに逃げて行っているのです。

「値上げ」を忘れた日本人

日本はここ何十年もデフレが続いていたので、日本人は「値段が上がる」という感覚を忘れてしまいました。

デフレが続く中では、史上最低の預金利率であっても、「現預金最強説」は間違いではなかったのですが、もはやその意識でいるとまずいということなのです。

将来備えるお金は株式投資を主体に

ドンドン遠ざかっていく目標金額に対して、自分の貯蓄もそれに付いていかなくてはなりません。「貯蓄の置き場所をどこにするか」を考えなければならないのです。そこで冒頭に言った通り、「株式」が出てくるのです。

そもそも株式とは

そもそも株式を買うというのはどういうことかと言うと、

  • 企業に資本の一部を提供して
  • その付加価値生産の対価を受け取るということ

になります。

例えば、トヨタ自動車の株式を買うということは、トヨタ自動車の工場設備等を一部保有するということであり、トヨタが稼いでくれた利益を配当としてもらえる権利を有しているということです。

重要なのは株式会社の「仕組み」

ここで重要なのは「株式会社の仕組み」です。

どんな会社も利益を追求する

というのが、株式会社の仕組みです。

つまり、株式会社の成長ベクトルは常に上を向いているということなんです。

プレーヤー(株式会社、投資家)が皆儲けを得ることが出来る仕組み。これは、世の中に数少ないプラスサムゲームと言えます。

個別株はハードルが高い

勘違いしてはいけないのは、「よし、それじゃあA社の株を買おう」とよく勉強もせずに個別株に手を出すこと。

株式会社は皆が儲けを享受できる仕組みではありますが、競争の結果、敗れ去る会社もあります。

今をときめくGAFAMであっても未来永劫成長し続けるかどうかは神のみぞ知るところです。

個別株への投資はアマチュアにはハードルが高いのです。

投資は個別株ではなく市場連動の投資信託に

株式に投資したいけど、個別株はダメ、となればどうすれば良いのか。それは、

「株式市場」全体に投資する

ということです。株式市場(指数)の有名なところでは、

  • 日本・・・日経平均、TOPIX
  • 米国・・・ダウ工業平均、S&P500、NASDAQ

等があります。皆さん聞いたことはあると思います。これらの指数に連動する投資信託に投資するというのが、アマチュア投資家には最適だと言えます。

特におすすめは、米国株式市場への投資。過去のチャート(S&P500)を見れば一目瞭然。デコボコはあっても順調に成長していることが分かります。また、全世界の株式時価総額の6割以上は米国。世界=米国と言っても過言ではないのです。

 

ABOUT ME
ぽんたか
本業は銀行の融資マン。勤続15年以上。家族の幸せを叶えるため、マニアックな家計管理と王道の資産形成に精を出しています。