知っておきたい

親子で学ぼう!為替相場💲

みなさん、こんにちは! まこっさんです😊

今回は、為替相場について説明してみたいと思います。
円安ドル高、円高ドル安 とか言ってるアレです。

実は大人でも、円安?円高?どっち?みたいな方を散見します💦

お子様が「うわっ!円安ヤバくない!?」とか言ってたら超カッコよくないですかwww
えっ?退きます?www

まっ、でもお金廻りの教育ってめっちゃ大事だと思いますよ。ていうか大事です。はい😊
今回は、親子で学べるように、分かりやす~く説明したいと思います👍

為替って何?

「本日の為替と株の値動きです。」
ニュース番組でこんな感じで見たことありますよね(^^♪

この為替に対して円安ドル高とか円高ドル安とか言ったりします。

『為替』って実は結構古い言葉みたいで、ググるとはっきり言って意味不です💦

私たちがニュースや新聞で見聞きする為替に限定して言うと、

異なる国同士の通貨の売買。

と言ったところでしょうか😊

ニュース番組とかでは、米ドル、ユーロについて、よく目にすると思うんですが、それ以外にもいろんな国との通貨のやり取りが休日を除いて行われています。

説明は米ドルと日本円でしていきますね🎵

どっちが円安でどっちが円高?

まずは答えを見てみましょう。

1ドル100円 → 1ドル99円   ・・・1円の円高

1ドル100円 → 1ドル101円 ・・・1円の円安

ここが、皆さんよく混乱するとこなんですよね(;^_^A

数字がちっちゃくなっているのに高い、数字が大きくなっているのに安い

なぜだ~~~~っ(´;ω;`)

ってなっちゃダメ(^^♪ 諦めずにちょっとこちらを見て下さい。


200円で3個買えたトマトが、200円で2個しか買えなくなりました。
え~っ、高くなった~(´;ω;`)

 


200円で3個買えたトマトが、200円で4個買えるようになりました。
やった!安くなった(^^♪

この感覚分かりますよね!?

200円で買えるトマトの数が減る  → 1ドルで買える円が減る  = 円高

200円で買えるトマトの数が増える → 1ドルで買える円が増える = 円安

ほら、トマトの感覚と同じでしょ。

つまり、円高円安っていうのは、1ドルに対する円の価値の評価なんですよ👍

なぜ値段が変わるの?

「1ドル132円52銭~54銭辺りで推移しています。昨日に比べて20銭程度円高です。」

みたいなセリフもニュースとかで聞いたことありますよね?

なぜ、変動するのでしょうか?

答えは、いろんな人が、ドル→円、円→ドル、の交換を行っているからです。

例えば、

・日本国内を旅行をするから、米ドルを日本円に交換する人

・製品をアメリカに輸出して売れたので、米ドルを日本円に換金する企業

・日本円を拠出して米ドルで貯金をする人

とかですね。

この他にもいろんな人が、日々通貨の交換を行っています。

 

先ほどのトマトの例で考えてみましょう♪

トマトが豊作だったとします。

スーパーや八百屋さんにはトマトがたくさんあります。

たくさんあるので売れても売れてもなくなりません。

お客さんも「トマトばっかし飽いてきたなぁ~」と言ってトマトを買おうとしません。

スーパーや八百屋さんは、何とか売ってしまいたいので、値段を下げて売ろうとします。

はい、トマトの値段が下がりました(^^)/

 

一方で、トマトが不作だったとします。

 

スーパーや八百屋さんにはトマトがほとんどありません。

どこに行ってもあまり売ってないので、入荷してもすぐに売れてしまいます。

お客さんも「あ~、トマト食べたいけど売ってな~い」と言ってトマトを探しています。

スーパーや八百屋さんは、値段を上げても売れるだろうと言って、値段を上げて売ろうとします。

はい、トマトの値段が上がりました(^^)/

為替市場でも同じことが!

さっきのトマトの事例で、

・たくさんあって余ってしまうと、安くなる

・少なくなって足らなくなると、高くなる

という基本的な構図は理解できましたよね(^^♪

実は異なる国の通貨の売買においても、ほぼ同じ理由で円高ドル安になったり、円安ドル高になったりします。

下の絵を見てみましょう。

左:円売りドル買い傾向で、円が余っている →円安ドル高傾向

中:1ドル=100円で均衡がとれている状態

右:ドル売り円買いで、ドルが余っている →円高ドル安傾向

これもトマトと同じですよね!

この関係を需給バランスと言います。

需要と供給の差でお金もモノと同じように高くなったり安くなったりします。

なぜ需給バランスは変動するの?

為替相場の需給バランスにはイロイロあります。

代表的なものについて説明していきますが、ちょっと難しくなるので頑張ってついてきてくださいね(^^♪

金利差の影響

例えばですが、

・アメリカの銀行に定期預金すると年間で5%の利息が貰える。
100ドルの定期預金で5ドルの利息。

・日本の銀行に定期預金すると年間で1%の利息が貰える。
10,000円の定期預金で100円の利息。

1ドル100円で換算すると、アメリカの銀行だと1年で500円の利息!

この状態だと、どんなことが起こるでしょうか?

日本円を売って米ドルを買って、アメリカの銀行に預ける。
という動きが加速しそうですよね👍

そうなると、日本円が売られて、米ドルを買う動きが加速し、
結果、円安が進行すると。

訪日外国人の影響

コロナの影響で、日本に来る外国人はめっきり減っちゃって、寂しくなりましたよね💧
早くコロナが消滅して、元に戻ってほしいですね(#^.^#)

まずは下のグラフを見てみましょう。

出典:日本政府観光局(JNTO)

 

訪日外国人の実績と予測です。
2020年の訪日外国人目標は4,000万人でしたが、コロナ蔓延で未達。
ですが、2030年の目標は、6,000万人!
観光産業が自動車産業を超えるという予想もあります。

日本に観光に来たい海外の方ってめちゃ多いんですよ。ありがたい話ですね😊

で彼らが、日本に旅行に来ると米ドルだったり、自国の通貨を売って、円を買う動きが加速します。日本でお買い物たくさんしたいから💕

円が買われていくので、円高傾向になりますね👍

輸出入による影響

日本は原材料を輸入して、製品を輸出する、モノづくり大国!
昨今はいろんな国々の製品品質も日本に追いつけ追い越せで、上がってきているようですが~。

この海外から購入する原材料の価格も為替相場に大きく影響します。

海外からの原材料価格が上がる

原材料を購入するために必要な米ドルが増える

米ドルを買うために、売る日本円が増える

もうお分かりですね、海外からの原材料費が上がると、売る日本円が増えて、円安になっちゃうんです💦

 

その他にもいろんな要因で需給バランスは変動します。

基本的には需要が高く供給量が追い付いていないと高くなります。

円高円安のメリットデメリット

円高円安のメリットデメリットをまとめてみました。

ご覧のとおり、表裏一体ですね。

輸出企業が多い日本は政府が円安誘導しがちではありますが、そうなると海外旅行が高くなったり、輸入雑貨を販売してるお店なんかは業績に影響がでたり( ;∀;)

程よく均衡がとれた状態が理想的ではないかと思います
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

最後にお知らせ

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?
お金のお勉強をする上で、絶対に外せない為替相場!
是非、お子様に教えてあげてください(^^♪

トマトの例で、まこっさんとこの娘も分かったみたいです。
自学でノートに書いていました(#^.^#)

 

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ABOUT ME
FPまこっさん(https://twitter.com/FP_makossan)
はじめまして!FPまこっさんです。 お金に関するお悩みを解決する人です。 FPとして『関わった全ての人をHAPPYに!』を基本理念に日々活動しています。 得意分野は、家計の見直し/資産形成(つみたて投資、不動産投資、変額保険等のご提案)/保険の見直し提案  です。 これまで延べ500人以上の方にレクチャーしてきて、感謝されることに幸せを感じています。