ふるさと納税は答え合わせまで！

みなさん、こんにちは！　ＦＰまこっさんです。
年末になるとふるさと納税のコマーシャルを頻繁に見るようになりますよね。
いろんな人が解説してくれていて、重複感あるかもですが、ＦＰまこっさん目線で解説していきたいと思います(^^♪

どれくらいの人がやってるの？
税額控除(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
税額控除は翌年から
ふるさと納税の上限額を確認
最後に答え合わせ
まとめ

どれくらいの人がやってるの？

えっ？やってない？　はい。このくだりよくあるんですよね。。。

下記の折れ線グラフはふるさと納税を利用した人の推移を表しています。
右肩上がりに増加中！なんですが～

出典: https://www.soumu.go.jp
ふるさと納税の利用者数の推移（住民税控除額・控除適用者数）

実は、個人住民税の納税義務者はおよそ5,900万人！
に対して控除適用者数＝ふるさと納税やった人は、令和3年が552万人。
およそ1割！ひゃ～少なっ！ていうかもったいない話や(@_@)

ＦＰまこっさん、ふるさと納税のセミナーを開催してて、やるときはTwitterで告知しますんで、やってない人は是非聞きに来てほしいです。お得しかないですから！

税額控除(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

下の絵を見て下さい。
これはＦＰまこっさんがやってるセミナーのスライドなんですが、

iDeCoとかマッチング拠出やると節税できるよ！って聞いたことあるんじゃないでしょうか？
はい、絵の通り所得控除として税率を掛ける前の課税所得を減らすことができます。
つまり、iDeCoとかマッチング拠出やった額✕税率　が節税できるわけですね(^^♪

一方でふるさと納税は、算出した税額から直接引くことができます。税額控除ってやつですね。

次に下の絵をご覧ください。こちらもＦＰまこっさんのセミナーのスライドからです。
ふるさと納税をした額から2,000円を引いた額が税額控除されます。
税金が下がるんです！はい。
この2,000円は年間の手数料くらいに思ってて良いです。寄付件数毎にかかるものではありません。あと収入の違いによる差もありません。
ふるさと納税する人全員2,000円/年です。つまり、自己負担2,000円で返礼品がもらえるしくみなんです！

会社員の方でふるさと納税をやってない人が良く言うのは、
「確定申告苦手だから・・・。」
気持ちは分からなくはないですが、5自治体までならワンストップ特例が使えます。
ふるさと納税をした人に代わって、寄付先とお住いの自治体が連携してふるさと納税した人の税額控除の事務作業をやってくれるしくみです。

税額控除は翌年から

ふるさと納税の控除の対象は主に住民税です。
その住民税って前の年の収入に対して決まります。5～6月に住民税決定通知書が届いているはずですので確認して見て下さい。6月始まりの5月終わりです。
なので新入社員は翌年5月までは住民税がかかっていません。
つまり、絵の通りふるさと納税を始めた年が負担が大きくなります。

ふるさと納税の上限額を確認

ふるさと納税の上限額は基本的には収入に比例して多くなります。
各サイトで源泉徴収票を使って詳細シュミレーションをすることができます。
収入の上限いっぱいを狙ってふるさと納税しましょう！

ですが、注意が必要です。
その年の源泉徴収票ってその年にもらえたとしても早くて12月の給料日とかですよね？
ということは年間およそ３６０日が昨年の源泉徴収票が最新。ってことになりますよね。

昨年の源泉徴収票でシュミレーションする場合の注意点は、
・収入が上がる場合：ふるさと納税額が上限未満
・収入が変わらない場合：ふるさと納税額の上限を狙える
・収入が下がる場合：ふるさと納税額の上限を超えてしまう💦

返礼品はふるさと納税額の３割までというルールがあります。
上限を超えてふるさと納税してしまうと、
・税額控除は受けれず
・７割高のお買い物をすることに(;^_^A

シュミレーションでの入力ミスには十分お気をつけて～♪

最後に答え合わせ

先ほど住民税決定通知書が５～６月にお手元に届きますよって話をしましたが～、
こちらです。見たことありますよね？
で、ふるさと納税した翌年に見てほしいところがこちら！赤枠のとこの拡大です。

⑤税額控除額　です。
市町村と道府県の2か所の合計がふるさと納税額ー2,000円になってることを確認しましょう！
もし、少なかった場合は、上限オーバーしてます(´;ω;｀)
給与収入だけの方はシュミレーションしてそこそこ正しい金額をふるさと納税することができるのですが、事業所得、不動産所得等がある方は、シュミレーションが煩雑になって上限オーバーしたという話を聞いたことがあります。