こんにちは、よしです。
人生の3大支出の一つに教育資金があります。
子どものいらっしゃる人なら共通する悩みかもしれません。
そこで、今回の記事では、教育資金の必要額とそれを貯める方法について解説していきます。
教育費について
子育て世帯にとって、教育に関する悩みは大きいと思います。
「何歳から保育園に通わせる?」
「公立と私立どっちに通わせる?」
「塾には何歳からいかせる?」
「大学は自宅から通ってほしい」
などなど、まだまだ出てきそうです。汗
そんな僕も、子どもが2人いまして、日々悩みは尽きません。
ですが、何をさせるにしても、ベースにあるのが「お金」です。
一般的に教育資金にかかる費用として、大学まで進学する場合、子ども1人あたり
「1,000~2,300万円」かかると言われています。
児童手当について
中学校終了までの児童1人につき月額15,000円または10,000円の児童手当が支給されます。
子ども1人あたり、約200万円貰える計算です。
支給対象児童 1人あたり月額
0歳~3歳未満 15,000円(一律)
3歳~小学校終了前 10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生 10,000円(一律)
※第3子以降とは、高校卒業までの養育しているお子さんのうち、3番目以降をいいます
原則として、毎年6月、10月、2月にそれぞれの前月分までの手当が支給されます
まずは、この児童手当を生活資金とは別にして、子どもの教育資金として活用していきましょう。
教育資金の貯め方
次に、教育資金の貯め方について考えていきます。
学資保険
学資保険は、子供の教育資金を貯蓄するのによく使われる保険です。
保険料を払うことで子どもの教育費を積み立て、教育資金を確保する保険です。
学資保険に加入すると、計画性と強制力を持って教育資金を作ることが可能になり、子どもの学校入学など必要な時期に合わせて満期保険金を受け取ることができます。
学資保険では、よく“返礼率”という言葉が使われますが、これは支払った保険料金の総額に対し、実際に受け取ることができる総額の割合のことを指します。
返礼率 = 受け取る保険金の総額 ÷ 支払った保険料 ×100
以前は、返戻率120%くらいの商品もありましたが、マイナス金利が導入されるようになり、中々商品自体の運用ができません。それでも、105〜109%の保険なら見つけることは出来るかもしれません。
また、万が一の際には、保険料の払い込みが免除されるので、安心して申し込むことができます。
注意点として、学資保険は途中で解約すると元本割れする可能性が非常に高いです。保険料払込期間の最後まできちんと払い続けられるような金額に設定しましょう。
つみたてNISAやジュニアNISAの活用について
現在の低金利の状況では、銀行にお金を預けているだけではお金を増やすことはできません。そのため、株式や投資信託等でコツコツ積み立てを行い、お金を増やしていきたいものです。
その際に、運用で得られた利益に対して、税金が非課税になる「つみたてNISA」や「ジュニアNISA」の活用はおすすめです。
つみたてNISAと一般NISA、ジュニアNISAについてざっくり書くと、下表のとおりです。
※投資期間は2023年まで
つみたてNISAで運用した場合、つみたてNISAは年間40万円までを運用することができます。普通預金の金利は0.001%ですから、例え20年間運用したとしても利子はほとんどつきません。
つみたてNISAであれば、下表のとおり、年利3%でも運用できれば20年後には約1,000万円の資産をつくることができます。
次にジュニアNISAを活用する場合、どうなるでしょうか。
ジュニアNISAであれば、年間の投資枠はつみたてNISAより多く使うことができます。ですが、今のところ2023年度で使えなくなります。ただ、18歳になるまでは非課税のまま保有し続けることができます。
年間投資額 40万円 → 60万円
投資可能期間 2042年まで → 恒久化
非課税期間 20年 → 無制限
対象年齢 20歳~ → 未成年も対象
この改正案が決定すれば、子どもでもつみたてNISAを保有できるようになります。
つみたてNISAやジュニアNISAの注意点
つみたてNISAやジュニアNISAは非課税で運用できる魅力的な制度ですし、長期間保有する場合は利益を出しやすいものです。
ですが、子どもの教育資金となると少し注意が必要です。
どちらも株式や投資信託で運用することになりますので、短期の下落に左右されます。売却する時期に決まりがなければ、保有し続けて上がってくるタイミングを待つこともできますが、大学入学時、大学の学費など、決まった時期に大きな支出が発生する場合、注意が必要です。
海外のつみたて投資
日本の銀行にお金を預けていても増えません。
また、長期でみればお金を増やしやすいですが、短期でみれば過去に30%~40%下落したこともあります。自分がたまたま引き出したいタイミングとその下落の時期が重なってしまい、そのタイミングでお金が必要になった場合、それまでつみたてた意味がほとんどなくなってしまいます。
そこで、海外に目を向けてみると、利益を出しやすい、元本が確保されている商品があります。この元本確保とは、元本保証と違って元本が目減りすることはないというものではなく、満期まで保有し続ければ元本以上が確保されている商品です。
具体的には下記のとおりです。
・15年の払い込み:払込金額の140%
・20年の払い込み:払込金額の160%
より堅実な資産運用がしやすいので僕も活用しています。
まとめ
子どもの教育資金は、お子さんのいる世帯なら、みんなが悩んでいる課題だと思います。
しっかりと資金計画をたて、子どもの成長を見守っていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。